ALE
オーダーウェア デザインガイド
このガイドは、
ALEのオーダーウェアを完全オリジナルで制作したいチームのためのクリエイティブガイドです。
「どう考えるか」から「どう作るか」まで、デザインの発想から納品までを
最短ルートで迷わず進められるように構成しています。
必要な章だけを拾い読みしても問題ありません。
1. はじめに|想いがかたちになるとき
ALEのオーダーウェアは、プロチームが実戦で磨いた技術と品質をもとに生まれています。
そこにあなたのチームの想いを重ねることで、チームをひとつにする“機能”が宿り、それがパフォーマンスを支える力へと変わります。
デザインは見た目の装飾ではなく、チームの意志を形にするためのかたちです。
私たちは、その想いを形にするパートナーです。
ALE CUSTOM
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ALE CUSTOM2. デザインの方向性を決める
チームウェアのデザインは、見た目を整える作業だけではありません。
整えることは、私たちALEが得意とする領域です。
でも、そのウェアにどんな意味を込めるかを決められるのは、あなたのチームだけです。
どんな気持ちで走り、何を伝えたいか——その考えが、すべての判断の軸になります。
まずは、みんなで話しながらデザインブリーフ(チームの設計メモ)を作ってみましょう。
難しく考える必要はありません。たとえば、次の3つの質問に答えてみてください。
1. どんな場面で着る?どんなふうに見せたい?
(例:レースで目立ちたい/チームで統一感を出したい/イベントで自分たちらしさを出したい)
2. どんな印象を与えたい?
(例:信頼感のあるチームに見せたい/スピード感を感じさせたい/安心感を出したい)
3. 決まっていること・守りたいことは?
(例:チームカラー/スポンサーのロゴ/既存デザインとのバランス)
このブリーフが定まれば、色・構成・書体など、すべての選択がぶれません。
デザインは“感覚”ではなく、“チームの気持ち”から始めましょう。
Tips 1|発想を広げるための視点
デザインの参考は、サイクルウェアの外にもあります。
建築の構造、アウトドアギアの配色、公共サインの明快さ、
UIデザインの整理された構成など、目的のあるデザインには多くの気づきがあります。
アイデアが出にくいときは、InstagramやPinterestで事例を探したり、ALEのデザインサンプルブックを参考にしてみてください。
色の比率やロゴの配置など、発想を広げるきっかけになります。
デザインの答えは、 “他分野の解決法”の中にあります。
3. 想いを形にする
方向性が決まったら、いよいよデザインを形にするステップです。
ここでは、仕上げの精度よりも、アイデアを“見える形”にすることを大切にしましょう。
完璧を目指す必要はありません。
まずは、チームで話し合って決めた想いを、目に見える形にしてみることから始めましょう。
1. ベースを整える
最初に、色・文字・ロゴの基本ルールを決めておくと、後の修正がスムーズです。
• カラー比率:ベース・サブ・アクセントを 6:3:1 の目安で構成。
ウェアデザインの世界では“黄金比”のように使われる、バランスの取りやすい比率です。
• フォント:用途別に選定(チーム名・番号・小ロゴなど)
• ロゴ配置:主役ロゴの最大幅と、安全マージン(他要素との距離)を意識
この段階では、完璧さよりもチーム全員で方向性を共有できる状態を目指しましょう。
2. 見え方を確認する
デザインは、画面上で見るよりも、実際のサイズ感と距離感で印象が変わります。
拡大表示や簡単なプリントで、全体のバランスを確認してみてください。
• 動きの中での見え方:立っている状態ではなく、競技中の姿勢を想定。
胸・肩・背中など、どの位置が一番目に入りやすいかを意識しましょう。
• バランスチェック:左右対称にこだわりすぎず、流れのある構成を意識すると自然です。
ウェアは、止まって見るものではなく、動きの中で完成します。
3. 方法は自由
デザインの作り方に決まりはありません。
大切なのは、チームの考えが正確に伝わること。
デジタルでも手描きでも、あなたのチームにとって扱いやすい方法を選びましょう。
• Illustrator:CMYKまたはPANTONE指定。文字はアウトライン化。
• Photoshop:解像度を保ち、レイヤー構成を整理しておくと後工程がスムーズ。
• 手描き:色番号や位置メモを添えるだけでも十分伝わります。
• テキスト指示:色・位置・サイズ感・参考画像URLなどを簡潔にまとめましょう。
💬メモを添える
どの形式でも、補足メモや注釈を添えることで意図がより明確になります。
短い一言でも、仕上がりの精度はぐっと上がります。
完璧なデータよりも、“伝わる工夫”を大切に。
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仕上げのヒント
最後に、デザインを仕上げていく中で覚えておきたいポイントをまとめました。
• 見え方の基準は動きの中にある。
乗車時や競技中、どの位置が一番視線に入るかを意識しましょう。
• 配色は6:3:1を基本に。
ベース(落ち着き)・サブ(個性)・アクセント(視線誘導)の役割を考えると整いやすくなります。
• 迷ったときは、チームのブリーフに立ち返る。
初めに決めた“想い”が、すべての判断の拠り所です。
デザインは、判断の積み重ね。
その一つひとつに、チームの意志を込めていきましょう。
Tips 2|構造と色のポイント
1.スリーブ形状(袖)の違い
ジャージには、セットインスリーブとラグランスリーブの2種類があります。
この違いは、デザインラインやロゴ位置に影響します。
• セットインスリーブ:肩で切り替えが入り、上半身の配色が明確に分かれます。
• ラグランスリーブ:首元から袖にかけてラインがつながり、流れるような印象に。
特にショルダーラインや胸ロゴの位置は、型によって見え方が変わるため、商品選択の際には確認しておきましょう。
2.色の指定について
モニター環境によって色の見え方は異なります。
そのため、PANTONE(パントン)カラー*での指定を推奨します。
*PANTONEとは、世界中で共通の基準として使われている色見本のことで、印刷物や生地などの色を正確に再現するために使われます。
また、ECLAIRではPANTONE出力した生地見本の貸出が可能です。
実際の素材感・発色を確認しながら、最終調整にご活用ください。
4. データ入稿と修正の流れ
デザイン案がまとまったら、ALEにデータをお送りください。
形式に厳密な指定はなく内容が明確に伝われば問題ありません。
受領後、イタリアのデザイナーがチームのアイデアをもとに、バランスを整えてレイアウトします。
仕上がりは3Dデザインでご確認いただけるため、実際の完成イメージを掴みやすいはずです。
入稿の手順
1. データ送付:メール添付または指定の共有方法で提出
2. 内容確認(ALE):データ形式・要素をチェック
3. レイアウト作成(Italy):デザイナーが構成・色・比率を調整
4. 確認用デザイン送付:3DデザインによるPDFイメージを共有
5. 修正・確定:必要に応じて調整・承認
納期やスケジュール希望がある場合は、初回入稿時に必ず共有してください。
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修正依頼について
修正依頼の形式は自由です。
できるだけ具体的な指示を添えていただくとスムーズです。
• メールで箇条書き(例:「胸のロゴを10%拡大」「襟を黒に変更」)
• 画像に直接書き込み(矢印・囲み・注釈など)
• 比較提案(例:「白と黒、どちらが良いか相談したい」)
修正回数の目安
デザイン修正は、2回まで無料で承ります。3回目以降は有料(追加作業費)となります。
これは、最終データの整合性と納期を保つためのルールです。
より良い仕上がりのために、1回ごとの修正意図を明確にして進めましょう。
迷ったときは、最初に定めたデザインブリーフに立ち返るのが一番の近道です。
私たちは、あなたのチームのデザインを最高の形で具現化するために最後まで伴走します。
5. ロゴ・縫製・著作権に関する注意
ロゴデータ
• 使用許諾が必要な企業・団体ロゴは、必ず事前にご確認ください。
• 形式はベクターデータ(AI/EPS/SVG)を推奨します。
• ラスタ画像(JPEG/PNG)は拡大時に劣化するため非推奨です。
縫製と柄合わせ
• 縫い目をまたぐ柄は、立体裁断の都合上わずかなズレが発生することがあります。
• 重要なモチーフはパネル中央寄せが安全です。
• デザインは動きの中での見え方を最優先に構成してください。
著作権と商標
• メーカー・キャラクターなど既存ロゴの無断使用は不可です。
• 権利者の許諾を得た素材のみを使用してください。
正しい手順が、美しい仕上がりを支えます。
6. デザイン確定から納品までの流れ
1. ヒアリング/見積
2. 初稿提出(3Dデザイン)
3. 修正・確定
4. サイズ確定・発注
5. 生産(Italy)
6. 検品・出荷(ECLAIR)
納期はアイテム・数量・時期により変動します。
見積時に目安をご案内します。
チーム単位での発注の場合は、 Team Store(専用ストア) の開設も可能です。
個別決済や個別配送にも対応しています。
デザインが確定した瞬間から、世界にひとつのチームウェアが動き出します。
7. よくある質問(FAQ)
Q. 入稿データはどの程度整っていれば良いですか?
A. ラフスケッチやテキスト指示でも問題ありません。ALE側で製作用データに起こします。
Q. 修正回数に制限はありますか?
A. 2回までは無料、3回目以降は有料です。詳細は第4章をご確認ください。
Q. 色の見え方が心配です。
A. PANTONE Solid Coated指定を推奨します。必要に応じて、生地見本の貸出も可能です。
Q. 他アイテムへの展開は?
A. ジャージをベースに、ビブ、ジャケット、ベスト、グローブなどへ展開可能です。
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